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  • スタジオちゃろべえ管理人

これだけあればストロボライティングが始められる!人物撮影に欲しい照明機材の選定基準と使い方を一挙解説!

前回はストロボに関してでしたが今回はストロボ以外の照明機材の選び方についてです。


※You Tubeではさらに詳しく解説していますのでじっくり理解したい方は動画をどうぞ




ストロボ以外に揃えたい機材としては


・ワイヤレススレーブ(ここでは電波式とします)

・ライトスタンド

・ストロボブラケット

・ソフトボックスorアンブレラ(両方あるとベスト)



などがあります。


そしてもちろんカメラとレンズもですね。


まず大前提となるカメラとレンズについて。

カメラはホットシューがついていれば大体OKですが一部ホットシューがない機種も存在します。内蔵ストロボを駆使して離れたストロボを発光させる手もあるにはありますがあまりにも不便ですのでおすすめしません。

また、SONY、キャノンには汎用のストロボやワイヤレススレーブがそのままでは使えない機種がありますので注意が必要です。アダプターを使うか純正及び純正互換(TTLが作動するもの)のアクセサリーを使うなどの対策は必要となります。


レンズは標準ズームのキットレンズ1本でも充分です。むしろキットレンズはおすすめするくらいです。

このあたりの話は本が1冊書けるくらいには語りたいことがありますがまた別の機会にするとします。



ワイヤレススレーブの選定基準と使い方は?


人物撮影ではストロボはカメラから離して使うのが基本です。しかしただストロボをカメラから外しただけでは当然動作しません。

そこでワイヤレススレーブの出番です。カメラ側に送信機、ストロボ側に受信機をセットすればシャッターに同調して離れた位置のストロボが発光します。

タイプとしては主に2種類です。


・発光させるだけの汎用単機能タイプ

・モード切替、出力調整などストロボの操作が可能な各社専用多機能タイプ


コストはもちろん多機能なもののほうが高いです。しかも各メーカーごとの専用となるので他社のカメラやストロボに買い替えた時には使えなく(大体発光しかできなくなる、場合によってはそれすらできない)なります。

そのかわり手元でのストロボ操作が可能だったりハイスピードシンクロが使えるなどメリットは大きいです。特に手元からストロボを遠隔操作できるのは強みです。

汎用単機能タイプであればストロボも汎用の安価なもので揃えて超低コストで多灯ライティングが組めます。

予算が許すなら多機能タイプがおすすめです。


ちなみに前回のコラムで触れたワイヤレス機能のついたストロボは多機能タイプの受信機が内蔵されている状態ですので別途買う送信機も必然的に多機能タイプになります。


ライトスタンドの選定基準と使い方は?


ワイヤレススレーブを使ってストロボをカメラから離せても地面に転がしておくわけにはいきません。ライトスタンドとスタンドにストロボを固定するブラケットが必要になります。

まずはライトスタンドから解説しましょう。


ライトスタンドは高強度でガッシリ安定したものほどいいです。地面に接する3本の足の広さも安定性に大きく関係するのである程度の大きさも欲しいです。

2.5mくらいまで伸びるライトスタンドで作りのいいメーカーの物を選ぶようにしたいです。

頑丈さでマンフロット、コストパフォーマンスでは銀一あたりがおすすめです。(銀一はメスダボ仕様なので別途スピゴットが必要になるかと思います)


中華製のライトスタンドなら価格もとても安価なものから選べますが品質に問題のある製品もあるので注意してください。管理人は何度もヤラれてます。

レビューなどをじっくり読んで選んでください。


ライトスタンドの使い方は広げて伸ばすだけですが3点ばかり注意が必要です。

まず3本の足をしっかりと一番外まで広げること。広げた時に足と中央のパイプをつなげるステーが水平になるようにしてください。足が邪魔になる時に縮めることもあるでしょうが基本は広げ切って使います。縮め気味状態で使われている方を見かけますが危ないです。

次に伸ばす時は下の太いパイプからのばしていくこと。上の細いパイプから伸ばすと上部のストロボとアクセサリーがゆらゆらしやすくなります。当然転倒の危険性が高まります。

そして重心の偏っている側を足と足の間側にしないこと。ソフトボックスを付けた時に起こりやすいのですが足の間側に重心が偏るととあっさりコケます。ソフトボックスなど前に飛び出る形のアクセサリー類は足の方向に向けましょう。

可能なら荷物などを利用してライトスタンドに重りをつけると安定します。重りをつける方向はもちろん重心の偏っている方の反対側です。


ブラケットの選定基準と使い方は?


スタンドの次はブラケットですがこれはGODOXのSブラケット及び類似の構造の物

で良いと思います。ストロボのヘッド部分をクランプする形になっているブラケットですが非常に多くの方が使われている定番品です。

理由としてはこれまた定番の正方形型折りたたみソフトボックスがそのままつけられる、ボーエンズマウントのアクセサリーが使える、アンブレラホルダーもついてしかもその位置が理想的、といったところです。

次項で解説するソフトボックスとセットで売られていることも多いのでおのずとこれを選ぶ方も多いと思います。

ただしアンブレラホルダー部分の強度はなさそうに思えます。管理人はモノブロックばかり使うのでこのSブラケットを長期使用していない故になんとも言えませんが樹脂と板ナットでは不安が残ります。


アンブレラ、ソフトボックス・・・アクセサリー類はどう選ぶ?


アンブレラはド定番のアイテムですがまず白色の直径85~100cmくらいのサイズを選べば困ることはないでしょう。小さいサイズはメインでは使いづらいです。

ソフトボックスは120×90cmくらいのサイズがあればオールマイティに使えるのですがコスプレ向けのスタジオ内では移動が大変です。一度分解してまた組み立てなくてはいけない場面も多いでしょう。

その点前述のSブラケットとよくセットで売られている折りたたみ式のソフトボックスは取り回しもよく値段も安いのでおすすめです。60×60cmと80×80cmの2サイズがありますが管理人の経験では80×80cmのほうが柔らかい光が作れて使い勝手が良かったです。

トランスルーセント(通称ルーセント)アンブレラもおすすめです。半透明のアンブレラなのですが通常のバウンスさせるアンブレラと違い、カサ部分を被写体側に向けて光を透過させて使います。被写体に近づけられるのでソフトボックスに近い使い勝手ですが光の当たる範囲がソフトボックスに対して広いのが特徴です。

よくアンブレラとソフトボックスはどちらがいいですかという質問をいただきます。答えは両方持っておくのがベターです。どの機材にも言えますが現場に持てるだけ持っていくほうが有利だけど無限に買えないし持っていけないから選定しているにすぎません。それぞれ特徴が違いますので予算があればアンブレラとソフトボックスの両方を揃えておくのがおすすめです。1つだけしか選べないのであれば折りたたみ式のソフトボックスが一番オールマイティに使えるかな~と思います(ここは人それぞれです)。

上記のどのアイテムにも共通しているのですがストロボの照射角は広角側で使うのが基本です。狭角側にすると光を柔らかくするためのアクセサリーなのに硬めの光になってしまします(意図的にコントロールする場合はいいとして)。同じ理由でアンブレラはストロボとカサ部分を離してセットします。近づけると硬い光になってしまいます。

詳しい使い方はライティングの技術の話になるのでまたの機会じっくり解説します。

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