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  • 執筆者の写真スタジオちゃろべえ管理人

ストロボライティングをやってみましょう!


※詳しい解説は動画でご覧ください。




前回までの記事で機材は一通り揃えられるかと思います。


今回は実際にストロボライティングをやってみましょう。

ということでまず被写体が必要になります。マネキン、マネキンヘッドなど人間の代わりになるものを用意して自室から始めてみましょう。家族の方に協力してもらったり三脚自撮りで自分が被写体になってもOKです。

いきなりスタジオにモデルさんを呼んでもいいのですがさすがに初めてストロボを使うという状況だとしたら気が引けてしまいます。


カメラの設定はMモードにしてシャッタースピードをストロボ同調速度より下にします。早いシャッタースピードのほうが環境光に左右されずに済むのでいいのですがワイヤレススレーブやストロボによっては1/160くらいでも微妙にシャッター幕がカブることがまれにあります。撮影してみて問題のないシャッタースピードに設定します。

F値はストロボを使わない時と決め方は同じです。わからない時はとりあえずF8にしておけばまず問題ないでしょう。

ISO感度は最低値で固定、ほとんどのカメラは100になります。拡張感度は使いません。オートはNGです。

レンズは標準ズームか標準画角の単焦点あたりで、前回の記事の通りです。

設定したらストロボ無しで撮影してみます。ほぼ真っ暗な写真が撮れたなら準備OKです。明るい部分があるなら部屋の電気を暗くする、太陽光が入ってこないようにするなどしてください。


ライトスタンドを用意してストロボブラケット、ストロボをセットしてソフトボックスやアンブレラを装着します。ストロボの電源を入れてマニュアル発光、照射角は最広角に。

ワイヤレススレーブをカメラとストロボにつけてスイッチON、CH設定などを合わせて使えるようにしておきます。


あとは被写体に光があたるように設置すればもうストロボライティングを開始できます。


とはいえ何も知識がない状態ではどこにどう設置していいかわからないかと思います。

まずは被写体の正面、斜め45度、真横の3箇所に設置して撮影してみることをオススメします。高さは被写体の顔と同じかやや高めにしておきましょう。設置位置を変えてもストロボが常に被写体の顔に向かっているようにします。距離はソフトボックスであれば対角線の長さと同じくらいの距離をとります。ここでカメラと被写体は動かしません。

撮ってみて明るすぎたらストロボの出力を下げ、暗すぎたら上げます。カメラの設定は変えません。


とりあえずの3箇所から撮影してみて光のあたる方向によって写り方が変わっていくのがわかったでしょうか?

慣れたら今度は正面から真横までの間のどこでも、被写体の前側180度の内のどこでもいいので自由に設置してみます。高さも被写体にまっすぐ向けた時にストロボが下45度に傾くくらいの高さまで上げてもOKとします。距離も離したり近づけたりしてみます。距離を変えると被写体の明るさが変わるので離したらストロボの出力を上げる、近づけたら下げるのを忘れずに。

ここでとにかくたくさんのバリエーションで撮影してみて照明の変化で写りがどう変わるかを掴んでいきます。何も考えずに撮るのではなく照明をこう当てればこんな風に写るかな、という感じで光がどう当たっていくかを考えながら、読みながら撮影するのが重要です。


飽きるまで撮ってみたら最後はカメラも被写体も動かしてストロボも位置や高さだけでなく、直射してみたり壁バウンスしてみたりと自由にやってみましょう。

大量のパターンで撮影していくうちに「これだ!」というライティングがいくつか見つかっていくでしょう。


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